日本は一度、夏時間をやめている

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日本では1948年(昭和23年)から、夏のあいだ時計を一時間進めていた。根拠は夏時刻法という法律で、始まる日には一日が二十三時間になった。始まりの時期は1950年の改正で遅らせ、翌年には政府が世論調査で続けるかどうかを尋ねている。そして1952年、議員が出した廃止の法律案を衆議院と参議院が可決し、夏時刻法は一文の法律で廃止された。全6章で、法律の条文、国会の会議録、政府の世論調査、国立公文書館の資料をもとに一つずつ書いた。いまの夏時間をめぐる議論には触れず、当時の記録に残っていることだけを書いている。

  1. 第1章 日本は一度、夏時間をやめている
  2. 第2章 日光を使うための法律だった
  3. 第3章 二十三時間の日曜日があった
  4. 第4章 四月に始めると、早すぎた
  5. 第5章 政府は、続けるかどうかを尋ねた
  6. 第6章 疲れる、と国会は判断した

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参考:衆議院「夏時刻法(昭和23年法律第29号)」/衆議院「夏時刻法の一部を改正する法律(昭和25年法律第39号)」/衆議院「夏時刻法を廃止する法律(昭和27年法律第84号)」/国会会議録検索システム/内閣府「サンマータイムに関する世論調査(昭和26年9月調査)」/国立公文書館デジタルアーカイブ「夏時刻法を廃止する法律・御署名原本・昭和二十七年・法律第八四号」

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