国立国会図書館 本 借りる

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国立国会図書館の本 第5章

『国立国会図書館の本』の目次:国立国会図書館の本

国立国会図書館で本を借りて家に持ち帰ることはできない。NDLのよくある質問は、受け入れた資料を大切に保存し、未来に伝える役割を担っているので、個人に対する館外貸出を行っていないと答えている。東京本館や関西館で書庫の資料を読むことはできるが、それには本登録が要り、読むのは館内に限られる。

NDLの資料は、納本制度による納入のほか、購入、国際交換、寄贈などで集められている。図書館員向けのページでは、NDLは自らを「国の唯一の納本図書館・保存図書館」と書き、所蔵資料を国民共有の財産として後世に遺す使命を負っているとしている。

それでも、来館しなければ一冊も読めないわけではない。NDLは、承認した図書館に資料を貸し出す「図書館間貸出しサービス」を行っている。サービス概要のページは、個人への貸出しはしていないが、所蔵資料の一部はこの仕組みで承認を受けた図書館の館内で閲覧できると説明している。

  1. 貸出先は、NDLの図書館間貸出制度に加入して承認を受けた公立図書館や大学図書館など
  2. 取り寄せた資料は、その図書館の閲覧室や閲覧スペースでしか読めない
  3. 自宅に持ち帰ることはできない
  4. 貸出先での複写は原則としてできない

複写については例外がある。借り受けた資料の複写について、あらかじめNDLの承認を受けた図書館なら、その資料を複写できる。その図書館が複写の承認を受けているかどうかは、図書館に直接確かめることになる。

借りられる資料にも範囲がある。利用者向けの案内は、雑誌や新聞は貸し出していないと書いている。劣化や損耗の激しい資料、貴重書、大型本、参考図書なども対象外だ。

申込みの窓口は、NDLではなく近くの図書館になる。NDLの案内は、運用は機関によって異なるとし、サービスに参加しているかどうかも含めて、利用したい図書館に直接問い合わせるよう求めている。お近くの公立図書館や、所属している大学の図書館がその相手だ。海外の図書館を通す場合も手続きは同じだと書かれている。

NDLは図書館向けのページで、もう一つ注意を書いている。発行後間もないものなど入手が容易な資料の貸出申込は遠慮してほしいという。NDLに申し込む前に、県内や近隣の図書館に所蔵がないか確認し、できるだけそちらの資料を使ってほしいともある。保存図書館としてのあり方を理解してほしい、という趣旨だ。

調べもので困ったときも、入口は近くの図書館になる。NDLは、資料や情報について調べたいことがあれば、まずお近くの公共図書館や所属の大学図書館などに相談するよう案内している。各図書館で解決できない相談は、その図書館からNDLに問い合わせられる。

貸出しのほかにも、来館せずにNDLの資料を使う道はある。複写をインターネット経由で申し込むサービスや、デジタル化された資料を自分の端末で見るサービスで、どちらも利用者登録が前提になっている。

公共図書館が貸出の記録をどう扱っているかは、図書館は何を借りたか外に出さないで読める。

参考:国立国会図書館「よくあるご質問:利用案内」/国立国会図書館「他の図書館への資料の貸出し(図書館間貸出しサービス)」/国立国会図書館「図書館間貸出し」/国立国会図書館「サービス概要」

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