郵便の本 第2章
第1章では、定形郵便物のサイズ条件と料額を見ました。速達の料金は、日本郵便のオプションサービスの料金表で基本料金への加算額として示されています。
この章では、手紙・はがきとゆうメールの加算額を公式の表に沿って確かめます。あわせて、定形郵便物に速達を付けたときの計算例も、同じ考え方で見ていきます。
日常で急ぎの郵便物を出すとき、いちばん先に参照される数字がこの加算額です。利用料金の考え方を押さえる入口として、まず加算の枠を整理しておく必要があります。
速達は、基本料金や基本運賃に加算して利用するオプションです。急ぎの郵便物やゆうメールを、通常より早く届ける取扱いです。ご利用料金は、郵便料金に速達料金を足した額になります。
手紙・はがきでも、ゆうメールでも利用できます。単体の料金表があるわけではなく、加算の仕組みとして理解することが、調べる出発点になります。
郵便物(手紙・はがき)の速達料金は、重量帯ごとに分かれます。250gまでなら+300円、1kgまでなら+400円、4kgまでなら+690円です。いずれも基本料金に加算する額です。
同じ手紙でも、重さによって加算額が変わる点が特徴です。料額の確認は、まず郵便物の重さをはかるところから始まります。
ゆうメールにも速達を付けられます。加算額は+330円で、基本運賃に足します。手紙・はがきの重量帯別の表とは別の欄に載っています。
ゆうメールの基本運賃そのものは、この章では扱いません。速達の加算額だけを、公式の表どおりに押さえておけば足りる、という整理です。
計算の例を一つ置きます。第1章で見た定形郵便物の50g以内110円に、速達の250gまで300円を足すと、ご利用料金は410円です。
公式のFAQでも、郵便料金に速達料金を足したものがご利用料金になる、という考え方が示されています。基本の料額を先に確かめ、そのうえで速達の加算を足す順序になります。重さが250gを超える場合は、1kgまでや4kgまでの加算額へ切り替えます。
差出しの表示は、縦長なら表面の右上部に、横長なら右側部に赤い線を付けます。差出しは郵便窓口に出すか、ポストへ投かんします。
切手の額面は、基本料金と速達料金を合わせた額になります。お届け日数の細かい条件は、公式の案内に任せ、この章では深入りしません。書留や特定記録との併用は、公式の併用表の範囲で可能な場合がある、という程度にとどめます。
ここでは加算額と計算の事実を並べるにとどめます。どの送り方を選ぶべきか、という判断はこの章では扱いません。基本料金に速達を足す、という枠が利用料金の出発点になります。
料額は改定されることがあるため、差出しの直前に公式の表で確かめる必要があります。次の章では、引受けから配達までの過程を記録する取扱いを見ていきます。
参考:日本郵便「速達」/日本郵便「国内の料金表(オプションサービス)」/日本郵便FAQ「速達の料金はいくらになりますか?」
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