国立国会図書館の本 第4章
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国立国会図書館の利用者登録(個人)は、満18歳以上なら誰でもできる。登録は無料で、種類は「本登録」と「簡易登録」の2つに分かれる。違いは本人確認書類の有無と、使えるサービスの範囲だ。
NDLは登録を求める理由を、納本制度で集めた資料を長く保存し利用に供する任務があるためと説明し、「責任を持った利用」をお願いしている。
本登録には、氏名・生年月日・現住所が確認できる本人確認書類が要る。簡易登録には書類が要らない代わりに、連絡のとれる電子メールアドレスが必要で、メールアドレスがない人は登録できない。どちらの登録でも、勤務先や学校の所在地を現住所にすることはできない。利用者IDは一人一つで、本登録と簡易登録を重ねて持つこともできない。
NDLの表では、サービスごとの扱いがこう分かれている。
- 来館利用:本登録は利用できる。簡易登録は利用できない
- 遠隔複写:本登録は利用できる。簡易登録は郵送受取のみ
- 記事掲載箇所調査:どちらも利用できる
- 個人向けデジタル化資料送信:本登録のみ。日本国内に居住している人に限られ、利用規約への同意が要る
来館利用の「利用できない」には注記がある。簡易登録でも、資料の取寄せと関西館の閲覧予約は申込みだけならできる。ただし来館して資料を使う時は、初めての来館時に本登録へ移る必要がある。
入館そのものは登録がなくてもできる。その場合に東京本館と関西館で使えるのは、開架資料と館内の利用者端末だけになる。所蔵資料の大部分を占める書庫資料を使えるのは本登録の人に限られる。国際子ども図書館は例外で、本登録以外の人も、同館所蔵の書庫資料の閲覧を申し込める。
本登録の方法は三つある。
- 国立国会図書館サーチの「新規利用者登録」画面から申請し、本人確認書類の画像をアップロードする
- 東京本館か関西館に来館し、利用者登録申請書と本人確認書類を出す
- 申請書と本人確認書類の写し、返信用封筒を関西館に郵送する
国際子ども図書館の窓口では登録を受け付けていない。サーチで申請した場合は、本人確認が終わるまで簡易登録利用者として扱われる。郵送の場合、利用者登録証が届くまで2週間ほどかかることがあるとNDLは書いている。サーチや郵送で登録した人も、東京本館か関西館に初めて来館した時に登録利用者カードの発行手続があり、本人確認書類を持っていく必要がある。
簡易登録をすでにしている人は、同じ利用者IDのまま本登録に移れる。サーチの利用者情報画面から申請するほか、来館や郵送でも手続ができる。重複して新規登録を申請する人が多いため、NDLは既存のIDから移行するよう呼びかけている。
有効期間は、どちらの登録も登録した日から3年間だ。サーチでのログインや、申込書を郵送しての遠隔複写(郵送受取)の利用で、その日から3年後まで延びる。本登録はさらに、東京本館や関西館への入館、国際子ども図書館の児童書研究資料室への入室、本人確認書類を示しての登録情報の変更などでも延長される。「ログインしたままにする」を選んでいると、サービスを使っても期限は自動では更新されない。失効すると、もう一度登録し直すことになる。
参考:国立国会図書館「国立国会図書館の利用者登録(個人)について」/国立国会図書館「国立国会図書館の利用者登録(個人)について:本登録」/国立国会図書館「国立国会図書館の利用者登録(個人)について:簡易登録」
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