日商簿記とは

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簿記の本 第2章

日商簿記とは、日本商工会議所と各地の商工会議所が施行する簿記検定試験の通称だ。簿記という技能を測るための検定であり、商工会議所法のもと全国統一基準の公的試験として置かれる。実務に直結する知識やスキルを重んじる試験だ、と日本商工会議所は位置づける。感覚では「日商」という言葉が資格の本体のように聞こえる。制度の側は、施行主体が商工会議所であることと、全国で同じ基準で測ることの両方を指している。通称の「日商簿記」は、その地図の呼び名だ。技能の名前が簿記で、検定の通称が日商簿記だ。測る側の名前と、測られる技能の名前は層が違う。商工会議所の検定試験の一つとして、プログラミングや販売士などと並んで置かれる。

級の大きな枠は、1級・2級・3級だ。加えて簿記初級と原価計算初級がある。1級は高度な商業簿記・会計学・工業簿記・原価計算の側、3級は基本的な商業簿記の側、という並びが公式の表にある。2級はそのあいだで、高度な商業簿記と工業簿記(原価計算を含む)を置く。簿記初級は基本用語と複式簿記の仕組みの入口、原価計算初級は原価と利益の関係の入口だ。各級の科目や時間の細目は、級ごとの案内で確認する。受験資格に、学歴・年齢・性別・国籍などの制限はない、というのが各地の実施要項に共通する説明だ。個別の可否診断はしない。誰でも受けられる、という線と、どの級を受けるかは別の話になる。級の選び方の断定はしない。公式のレベル文が入口になる。

受験の方式も一つではない。統一試験と呼ばれるペーパー方式と、ネット試験(CBT)が並ぶ。2級・3級では両方が用意される場面が多い。1級はネット試験の対象外として扱われる、と公式は説明する。ネット試験はテストセンターで受ける形だ。統一試験は会場集合型の紙試験だ。申込の受付日時や方法は、商工会議所ごとに異なる。試験日のおよそ2か月前を目安に、受験希望地の商工会議所へ問い合わせる、というのが案内の入口だ。全国一律の締切表ではない。同じ「日商簿記」でも、級と方式で手続の入口が分かれる。方式がある、という事実までが地図だ。手続の細部は、受験地の案内が正本になる。全国共通の申込窓口はない。

日商簿記とは、商工会議所が全国統一基準で施行する簿記検定の通称である。公的試験としての位置づけがあり、級は1・2・3に加え初級の枠もある。受験資格の制限は学歴・年齢・性別・国籍にはない。統一試験とネット試験が並ぶ級もある。分からない点は、商工会議所の検定試験案内と、受験希望地の商工会議所へ戻る。

参考:商工会議所の検定試験「簿記」/日本商工会議所「検定試験」

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